構造計算問題ケースbyケース
建築基準法改正による構造計算の厳密化。
それによる遅れが、現在、周囲の環境に様々な影響を与えています。
簡単に言うと、建物の耐力・耐震に影響を及ぼす構造計算のチェックが以前より厳しくなり、
建築確認が降りるまでに時間がかかってるところです。
例の姉歯元建築士のマンション偽装問題が、クローズアップされ
今回法律が改正されました。
ピアチェック(第3社機関の再計算)などによる遅れがその大きな中身ですが、
先日、1件、設計から確認までスムーズに確認が下りた物件がありました。
もちろん、構造計算もしっかりはじき出し、管轄の事務所から確認が下りました。
ケースbyケースですが、建物によってはスムーズに申請が下りる場合もありました。
あくまでも、一例ですので、これをすればスムーズにいくという基準を当社で打ち出しているわけでは
ありませんが、
その建物に関しては
お客様のコンセプトでシンプルな設計になった事が理由の一つです。
理論的に考えても、通常の建物より難しい造りの建物は(柱が多いなど)
構造計算する側にとっても時間が掛かります。
家造りは一生の事ですので、構造は建物の一番大事な部分
多少の時間の遅れは
ある程度、想定しておかないといけないの
かもしれないですね。
当社がしなければならない事は、申請を出すまでに
お客様のコンセプトを理解し、
お客様に合致したよい提案をしながら
いかにスムーズに申請のまでの段取りが出来るかどうか。
になってくるのかな・・。
↑このビルなんか、半端なく、時間が掛かるんでしょうね(汗)
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